スワップポイントの魔力


日本は超低金利なのでスワップポイントを受け取れる通貨ペアが多く、リーマンショック前は豪ドルやNZドルも高金利でスワップポイントも多く受け取れました。外貨預金は満期まで保有すると預入時の金利が適用されるのに対し、スワップポイントは持ち越ししている期間中は毎日付与されます。毎日受け取れる楽しさがあり個人のブログでも、スワップポイントを報告しているものが多くありました。

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ただリーマンショック後にはそれらのブログは更新されず放置されたままか、ブログ自体がなくなっているものもありました。印象に残っているのはNZドルのスワップポイントを毎日報告しているブログがありました。30代ぐらいの女性で会社の給与だけでは老後が不安なのでFXでスワップポイントを貯めるような内容でした。

毎日スワップポイントの金額が書かれて前日よりいくら上がって嬉しいとか下がって悲しい程度の内容です。よくある個人ブログですが一番驚いたのはNZドル購入資金を消費者金融から借りて運用していたことです。手法には「日本で低金利でお金を借りて高金利の海外で運用しても利益が出る」とあり、友人にその内容を話すと「びっくりしてやめたほうがよい」と言われたそうです。

リーマンショック後しばらくしてそのブログは更新されなくなりました。通貨を買って保持するだけで毎日受け取れるのがスワップポイントの魅力でもあり魔力でもあります。難易度も比較的低いのでFX初心者でも簡単に実感できます。問題はその後にスワップポイント欲しさにポジションを積み上げる危険性があることです。

「相場のカネとタコの糸は出し切るな」相場の格言にもあるように、FXでは余力がないと急落時にロスカットされる危険性があります。上昇しているかボックス圏で推移している時はあまり意識されませんが、下落し含み損が発生し始めると要注意です。

機関投資家やヘッジファンドは短期勝負で仕掛けてきます。一度下落してはずみがつくとストップロス目がけて容赦なく売り浴びせてきます。含み損が雪だるま式に膨れ上がり正常に判断するのが困難な状況になります。そうなる前にこのラインを超えたら決済するような準備をしておくことは必要です。

スワップポイントは魅力ですがポジションを積み上げてスワップポイントを増やそうとすると、時と場合によってはその魔力に圧倒される可能性もあります。長期で保有しているポジションも平均買値を意識し、含み損対策は常に考えておく必要があります。

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