トランプ大統領就任後のFX戦略


期待していた乱高下は起こりませんでした。就任演説では、国内外で「米国第一主義」の政策を推進すると表明。具体的な政策は言及されずマーケットも想定内でサプライズはなしです。いくつかの内容は今後の為替にも関係がありそうなので、今後のFXの方向性やポジション管理について書いてみたいと思います。

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米国第一主義について、雇用の国外流出で苦しい立場に追い込まれた中間層の底上げを目指し、「通商、税制、移民、外交に関するすべての決定は、米国の労働者と家庭に恩恵を与えるものにする」と言明しました。為替政策についての言及はありませんでしたが、上記の演説からドル高容認は期待できないと思います。どこかのタイミングでドル高牽制発言は警戒しておくべきだと思います。

かつて日本の貿易黒字が目の敵にされ、日本車が大きなハンマーで壊される映像をみましたが、今回は日本以上の貿易黒字国があります。言わずもがな中国です。大統領就任前に台湾が代表団を就任式に出席すると発表しました。当然中国は出席を認めないようにアメリカ側に求めた様です。トランプ大統領は台湾も中国の一部とする「一つの中国」の原則にこだわらない姿勢を示しています。毎年言われる「チャイナリスク」ですが今回は現実味がありそうです。

新政権は就任式直後、北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉へのコミットメントも明らかにしました。カナダとメキシコが米労働者への公正な取り決めを拒むようであれば、NAFTAからの離脱も辞さないそうです。何かと話題になるメキシコですが、今回の就任式後メキシコペソはかなり下落すると予想していました。メキシコペソ円で5.10は割ってくると予想し、5.10以下でメキシコペソ円を指値注文していましたが、今回は落ちてきませんでした。今後の交渉次第では下落局面が出てくると想定しているので、メキシコペソ円安値は買っていきたいと思います。

米国第一主義で新興国通貨安が続いていますが、スワップポイントが含み損に追いつかないトルコリラ円も今後の展開次第では買うことになると思います。多くの投資会社や金融機関は格付けを基に投資を行っています。トルコ国債の格付けを格下げしているムーディーズ、S&Pにつづきフィッチ社が格下げすればトルコリラの急落は避けられないでしょう。落ちてくるナイフはつかみませんが、落ち続ける通貨もありません。必ずどこかで下げ止まるはずです。そのタイミングを見極めて買っていきたいと思います。

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