日経平均に一喜一憂する人が儲からない理由を読んで


米国の雇用統計も通過、株価はまたレンジ相場にもどりました。ネタ探しに東洋経済のページに興味深い記事がありました。「日経平均に一喜一憂する人が儲からない理由 ETFだけ投資している人は考えたほうがいい」の記事について投稿します。

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記事の後半にあたる「小型株優位の展開が続いている背景とは」から

海外投資家は、現物株を売買する場合はやはり代表的な国際企業を対象とする場合が多く、外国人の売買で株式市況全体が上下する際は、大型株主導で市況が動いたからだろう。

ところが昨年9月以降は、前述の比率が低下しながら、株式市況全般が上昇気味で推移している。すなわち、小型株主導で市況が動いている

確かに日経平均株価が上昇しても、小型株はあまり値動きがないことがよくありました。それが昨年の9月以降は小型株主導で市況が動いているとありますが、多少腑に落ちない部分はあります。

この小型株主導に転じた背景には、内外長期投資家(特に海外年金)が、小型株に買いをシフトしている、という点がある。その理由は、主に下記の3つだと考える。

1)企業業績の変化、それによる株価の変化という点では、大型株より小型株の方が、変化率が大きいと期待できる(いわゆる「大化け」の可能性)。

2)国際的な大企業は、世界経済全体の変動を免れることが難しい。一方小型の企業は、独自の製品やサービスに特化している場合が多く、世界経済全体の浮沈とはあまり関係なく業績が推移しやすい。したがって、大企業にこれまで資金を振り向けてきた海外年金が、小型株も組み入れることで、リスク分散を図ろうとしている。

実に小型株の特徴をよく捉えていると思います。変化率が大きいと期待「大化け」の可能性もありますが、「大負けの」可能性もあります。世界経済全体の変動リスクをヘッジするために小型株を組み入れるのは少し盲点でした。

3)インデックスファンドに資金を移す個人投資家の動きや、機関投資家のインデックス運用の普及などが進んでいる。たとえばTOPIX連動型でインデックス運用する場合、TOPIX採用銘柄(すなわち東証1部上場銘柄)をすべて売買することは非現実的なので、時価総額が大きい銘柄(=大型株)を中心に売り買いすることとなる。

このため、投資家がインデックス運用を増額する場合は、大型株は、業績が悪かろうと一律に買い上げられ、小型株は業績が良くても放置されがちとなる。したがって、業績が悪いが買われてしまった大型株を売り、業績が良くても放置された小型株に買いを入れるという、投資戦略に、チャンスが訪れている。

業績が悪かろうと一律に買い上げられる大型株に対して、業績が良くても放置されがちの小型株。大型株を売り、業績が良くても放置された小型株に買いを入れることは、ETFだけ投資されている方には実感できないでしょう。

株式投資といえば、誰もが知っている大型株を連想しがちです。実際株式投資を行ってみると、業績が良くても放置された小型株を探す方が、面倒ですが後々得るものは大きいと思います。

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